こんにちは、鍼灸師ヨガインストラクターの犬塚志保です。
GW直前にワクチン接種をした件について、気になる副反応や事前に行うべき準備について整理していこうと思います。
接種時期について
医療従事者ピラミッドの底辺にいる鍼灸師が、この時期に接種できることは通常ではありえません・・・
私の場合は、パート先の鍼灸院が運営しているクリニックで、看護師さんや事務員さんに紛れ込ませていただいたというわけです。
クリニックと鍼灸院を併用していらっしゃる方も多いので、より安心して通っていただければ幸いです。
当日の体調
熱などの接種における体調や、通常業務をこなすにあたっての問題ありませんでした。
しかし、気圧乱高下&ムーンデー&生理のトリプルパンチで、正直100%絶好調ではありませんでしたね。。
当日の服装
効率よい接種作業のために、ノースリーブやフレンチスリーブなど腕をまくり上げやすい服装を心がけるようにいわれました。
めくり上げたら肩を出せるような、遠山の金さんスタイルがいいと思います!
接種後当日
一般の方は15分、アレルギー体質の方は30分、接種後の待機時間が必要となります。
時間が来たら、各々退室できる流れでした。
帰宅後も特に変わった様子はなく、念のためお酒は控えましたが、いつも通りの入浴、食事をして就寝しました。
副反応時系列
【翌日】
起床してすぐより、腕が重く、衣類の着脱など腕を上げるような動きをすると痛みを感じました。
念のため、午前中のうちに買い出しや家事などを済ませておきました。
昼食後、接種後20時間したころより、軽い悪寒がしていましたが、まだ平熱36,5前後でした。
副反応の影響なのか、たださぼりたいだけなのか、よくわからない倦怠感が襲ってきます。
デリバリーにしましたが、揚げ物など、わりとしっかり食べた記憶があります。
振り返ると、まだ余裕でしたね。
【2日目】
夜中より微熱36,8~37,0。発汗がたびたびあり、腕も上がらず、圧迫されて寝返りもうちにくく、まとめて寝れないかんじでした。
倦怠感と寝すぎて背中が痛いのか、関節痛なのか、一日中ゴロゴロして過ごしました。
気が付いたらトイレに1回も言っていないことに気づき、水分補給と野菜ジュースやグラノーラなどを軽く食べました。
熱を冷ますための鍼を、自分で試してみました。
【3日目】
腕は上がるようになり、熱も落ち着きました。空腹感、食欲ともに低下していましたが、朝食を軽く食べました。
散歩がてらの買いものに出かけたのですが、途中から冷汗が止まらず、慌てて帰宅。
午後はだらだらと動画を消化して過ごしました。背中の痛みはなかったので、やはり前日のは関節痛だったのかもしれません。
この日は、即席マグカップ雑炊的なものばかり食していました。
消化器系のつぼにお灸をしてみました。
【4日目】
起床時も全体的にはスッキリしていたのですが、食欲は相変わらずでした。
朝昼は家にあった胃腸系漢方を飲み、即席雑炊を食べました。
午後は急きょ知り合いの先生に鍼灸治療を受けれることに(ラッキー!)
初めての技法を試していただきながら、お互いの近況報告などであっという間の1時間。
治療後は手足ぽかぽか、着てきたシャツを脱ぎたいくらいでした。
【5日目】
久々に身体を動かしたい気分で起床。生理休みも含めて10日ぶりの自主練を軽く1時間程度行いました。
冷汗と全く違う、心地よい汗をかき、生きかえりましたね。
食欲はほぼ通常に戻りましたが、食後や空腹時に胃がポチャポチャするのでまだ万全ではない様子でした。
5日ぶりに少しお酒を飲みましたが、あまりいい味ではありませんでした。
まとめ
ワクチンという外邪と戦うための解表(悪霊退散!!)により発汗を繰り返していくうちに、気虚から陽虚に進行していきました。
脾胃の機能低下による気血水の生成ラインが停止し、陰陽両虚となっていきました。
もともと月経による貧血を実感していたので、その影響もあるかもしれません。
4日目に鍼灸を受けられたことで、全身的な体調はかなり回復しましたね。
弁証的には、外邪侵襲→気虚→陽虚→陰陽両虚→胃陰虚という感じでしょうか。
胃にくるのは体質なのか定説なのか、次回に向けて対策しておきたいです。
解熱剤などは一切使っていないですが、念のために処方を受けておいてもいいかもしれません。
これから打つ人に伝えたいこと
1)肩を出せる服装でいくべし
2)翌日以降は連休、取れるなら2,3連休にするべし
3)食べ物や飲み物は事前に準備しておくべし
接種後の副反応は、免疫を付ける過程で起こるものとされていますが、我慢せずに無理をしないいただきたいです。
1回目にどのような副反応が起きるかは個人差がありますので、ひとつのケースとして参照してください。
GW直前だったのでゴロゴロ生活ができましたが、仕事だったらと思うと本当につらかったと思います。
乳幼児育児や介護をされている方は、ご家族のサポートや各種サービスを利用できる体制を整えておくと安心かもしれません。
いままで受けたことがあるワクチンとは、身体にうける影響が違うことは確かです。
脅かすわけではありませんが、心づもりとしてお伝えしたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今週も元気におすごしください。
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