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痩せリスク

こんにちは、鍼灸師ヨガインストラクターの犬塚志保です。



厚労省によると、妊娠中女性の体重増加の上限を引き上げることになったそうです。


標準から痩せ型の場合

3月まで  7キロ~12キロ

4月から  10キロ~15キロ


肥満型の場合

上限5キロまで


参照




標準型のBMI25以下の方なら、MAX15キロまで増えても大丈夫!というお話ではありませんので要注意です。。。


やせ型妊婦さんが低出生体重児を出産すること、

低出生体重児に起こるかもしれないこと、

それをもっとみんなに知ってもらいたいよね、ということだと思います。


 

BMIボーダー 


『産婦人科診療ガイドライン産科編2014』では、「BIM18,5以下の女性は切迫流産、早産、低出生体重児分娩のりが高い傾向がある」と記されています。


BMI18はモデル体重ともいわれおりますが、実際にはそれよりも低いBMIかたも多そうですね。


モデル・女優の冨永愛さんのBMIを調べようと思いましたが、体重は記載されておらず数値を出すことはできませんでした。しかし、「モデル痩せすぎ問題」によりショーの出演をキャンセルすることがあったようなので、やはりBMI18以下と予想されます。


別件で得た情報として股下92、身長比51.4%とあり、痩せすぎとかどうでもよくなるくらいに驚愕したまでです。


 

一般的な痩せリスク


・がんによる死亡

・心血管疾患

・骨粗しょう症

・健康寿命の短縮

・妊娠力の低下


妊娠力の低下についてさらに深めます。


 

やせの女性が妊娠したときのリスク


・低出生体重児の分娩

・子宮内胎児発育遅延

・切迫早産

・早産

・貧血                 厚労省「妊娠期の至適体重増加チャート」より




低出生体重児は2500g以下で生まれた新生児のことですが、痩せ妊婦による低出生体重児の分娩は、普通体重の1,64倍だそうです。


将来的に、低出生体重児にはどのようなことが起こる可能性があるのでしょうか。


 

低出生体重児に将来的に起こる可能性が高いこと


・新生児死亡

・知的障害

・身体的障害



出産してすぐにわかるものと、成長に応じてわかってくるものと、広範囲でサポートが必要な可能性があるようです。もちろん一般的な生活を送れることもあるので、すべての低出生体重児に対してサポートが必要ということはありません。


 

産後の体重戻しの必殺技


ここだけの話、しっかり母乳をだせる身体づくりは、妊娠中に増えた体重を戻すための必須項目です。


母乳工場をしっかり稼働し、生産ラインを動かすことができれば問題なく体重は減ります。


危険なのは、母乳工場が閉鎖してからです。


生産ラインがストップしているにもかかわらず、原料の供給を受けていると在庫を抱えることとなります。いつの間にか、倉庫はもう満タンです(汗)


また、産後の気の不足によって、食べてないのに太るという負の連鎖が起きることがあります。胃腸関係が弱っていると、エネルギーを有効活用できず、そんなに食べてないのに太る傾向があります。体格は立派なほうなのに、脈が弱めな方が多い印象です。そのような方には、消化器系の働きを回復させる鍼灸治療がおススメです。



 

さいごに、鍼灸治療したあとは、巡りがよくなるのでめっちゃ母乳でますよ(笑)


最後までお読みいただきありがとうございます。


今週もぴしゃっとと元気にお過ごしください。

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