こんにちは、鍼灸師ヨガインストラクターの犬塚志保です。
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陰陽 生活編
陰陽 バランス編
東洋医学やマクロビオティックなどで取り入れられている陰陽論ですが、ヨガのジャンル分けにも応用できます。
陽ヨガや陰ヨガなどレッスン名にもなっています。
いったい何が違うのでしょうか。そのヨガをするとどうなるのでしょうか。
【東洋医学の3ステップ】
まず東洋医学の診断手順をご説明する必要がありそうです。
1 体の状態を判断する=病態把握
↓
2 治療方針を定める=治法
↓
3 治法にそった経穴選ぶ=選穴
この3ステップで鍼灸治療は行われます。漢方であれば、経穴ではなく生薬になります。
例えば・・・
1 陰が虚していると判断
↓
2 陰を補う必要がある=滋陰(陰を滋養する)
↓
3 滋陰が得意な経穴
という流れです。
【診断手順をヨガに応用】
「ステップ3:選穴」を「ヨガ」に変換してみましょう。
1 陰虚と判断
↓
2 滋陰が必要
↓
3 滋陰に効果があるヨガ
気分を、身体を、落ち着かせる
ゆったりさせる
地に足を付ける
座位、臥位で行う
代表的なヨガは・・・リラックス系のYOGA
• 陰ヨガ
• リストラティヴヨガ
• 瞑想、マインドフルネス
1 陽盛と判断
↓
2 陽を瀉する必要がある
↓
3 潜陽に効果があるヨガ
賑やかでパワフルになる
動く
上へ延びる
立位、バランス
代表的なヨガは・・・・アクティブ系のYOGA
• アシュタンガヨガ
• フローヨガ
• ヴィンヤサヨガ
アクティブ系ヨガのヨガには、熱を生み、熱が冷める過程で「余分な熱」を冷ます効果があります。ここで言う「余分な熱」とは、実熱も虚熱もどちらも含まれます。
ヨガを続けてたらいつの間にか不定愁訴が増えていた、そんな迷えるヨギーニ、ヨガ女はいますぐご相談ください・・・
自分の陰陽バランスをわかったうえでヨガを選び、それによってヨガで得られる効果も変わるし、人生もかわる。
そんな考え方が、ヨガのスタンダードになったらいいなと思います。
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