こんにちは、鍼灸師ヨガインストラクターの犬塚志保です。
毎月第3週目は「月イチ太陽礼拝」です。
いつもの太陽礼拝を、ヨガが久々の方や、産後や病み上がりの方でも気持ちよさを感じられる程度にステップダウンさせた太陽礼拝で練習しました。
太陽礼拝はエネルギーを獲得できると同時に、エネルギーを消費するプログラムでもあります。
とくに、身体の準備が整っていないときにはエネルギーを過剰に消耗することもありますので今回のやり方を試していただいて、今後そのような状況になった時にはそうだ!あんなやり方もあったなと思い出していただければと思います。
太陽礼拝にはAとBがあり、Bのカウント1は膝を曲げて両手を頭の上にあげるポーズですが、膝を曲げる角度や骨盤の傾斜に身体の癖が出やすいとされています。
骨盤が前傾している場合
比較的膝は曲がりやすく、体幹も前傾ぎみです。
おしりが出やすく、つま先加重になりやすいので
お腹を締めて、腰を入れましょう
骨盤が後傾している場合
比較的膝は曲がりにくく、体幹も後傾ぎみです。
お腹が出やすく、かかと加重になりやすいので
お尻をプリっとさせて、股関節を引きましょう。
ご自身がどちらのタイプか気になる方は、立った姿勢での横からの写メなどいただけると確認できますのでお送りいただければと思います!!
(ワタクシはもともとがやや後傾しておりますので、前傾のデモが分かりにくいかもしれませんがあしからず・・・)
骨盤の傾斜の癖は腰痛やひざ痛の要因にもなりやすく、その時は痛みが軽減されても何度も再発してしまうような場合には身体の癖を修正するべく意識付けをしていく必要があります。
鍼灸治療は痛みの軽減は得意ですが、再発予防や身体の癖の修正はヨガなどの身体的アプローチのほうが得意なことは皆さんもご存じだと思います。
鍼灸は最高のアンチエイジングですが、並行にヨガも取り入れることでそれぞれの良さが引き出され、自己回復力を高め、自然治癒力を最大に発揮できる身体を手に入れられることでしょう。
梅雨の晴れ間とゲリラ豪雨に挟まれて、休むほどではない体調不良を訴える方が多い時期です。
水分の取りすぎ、ながら食べ、とくにドロドロ×甘い×冷たいものは控えてほしいですね。
ゼリーとか、ラテとか、乳酸系ドリンクとか、アイスとか、無意識に習慣化しやすいのでヨガとか鍼灸とかの前に、体調を安定させたかったら控えましょう!
ではでは、また来週のレッスンでお会いしましょう!
Shiho
Comments