こんにちは、鍼灸師ヨガインストラクターの犬塚志保です。
毎月第3週目は「月イチ太陽礼拝」のレッスンです。
いつもの太陽礼拝の練習に加えて、10月はコブラ系アーサナをいくつか行いました!
太陽礼拝はキツイ…そのようなご意見は多々ありますが、A×3回・B×1回を目標にスモールステップで続けていきましょうね!
月に1回でも1年やれば12回ですから☆
うつ伏せでの後屈系を練習するたびに思い出すのは、寝返りをコンプリートし視野の広がりに歓喜している赤ちゃんが、手足を突っ張ってまるで飛行機ブーンを自力で繰り返す本能丸出しの姿です。
腹ばい→寝返り→飛行機ブーン=コブラ系アーサナ
背骨のカーブが赤ちゃんの頃はCの字ですが、お座りができて、つかまり立ちができるようになるにつれて、S字へとカーブが変化していきます。
運動機能の発達と共に背骨への圧がかかるようになり背筋の強化が自然と促されるようになるのですね。
私たちはすでにS字カーブを手に入れているはずですが、スマホやPC、ゲームなどの時間が長くなるにつれて背中が丸くなりC字状態になることが増えてきています。
背中が丸い状態は、筋肉視線では楽なのですが、背骨視線では本来あるべきすがたではありません。
たまには赤ちゃん時代の飛行機ブーンの記憶をたどって、背中を反るような動きを取り入れてみましょう。
ちょっと伸びをするくらいでも十分です。
ここで気を付けていただきたいことがあります。
首のケガや、血圧の問題などをお持ちの場合、痛みや(後屈をすることに)不安感がでることがありますので、無理をなさらないようにしてください。
イラストや写真をみて自己流でやるのではなく、適切な指導を受けられる環境での練習をおすすめします。
仕上げには頭立ちの練習も行いました。
百会は耳と鼻を結んで交差するところにありますが、床を用いて百会に圧をかけることでツボの性質を引き出す効果を期待しています。
「私の百会、思ったより手前だったわ」
「頭って、押すと気持ちいいよな~」
などと思ったとか思わないとか・・・
それぞれの時間をお楽しみいただきました。
一段と気温が下がってきて、身体が寒さに慣れていない時期ですね。
いっきに寒くなったときは我慢せず、温かくしておやすみになってください☆
来週は10月最終週、リラックスヨガの予定です。
よろしくお願いします!
Shiho
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