こんにちは、鍼灸師ヨガインストラクターの犬塚志保です。
10月最終週は「健やかな睡眠のためのヨガ」をテーマにお送りしました。
ヨガそのものにも安眠効果はあると言われていますが、ツボ×ヨガをふまえてプログラムを構成してみました。
東洋医学的には、気の上亢による実証のものと、気血不足による虚証によるものに分類されます。
実証では、寝つきがよろしくないことが多く、強力なストレスや食生活の不摂生による消化不良などが考えられます。
虚証では、睡眠の途中で起きてしまうことが多く、心労、過労などによる疲労、病み上がり、貧血などにより気血津液が充足されていないときに症状が現れます。
夢を覚えている、夢を見ているときは眠りが浅いとされていますが、脾=消化器系の調節が不具合を生じていることが想定されます。
今回のツボ×ヨガでご紹介した「百会」と「膻中」はどちらも心に関するツボです。
不眠に対する効果というよりは、使いすぎた脳を休ませる、あえて思考停止させることにより睡眠へ誘導するようなイメージをもってお伝えしました。
百会は寝落ち率90%越えのツボなので、臨床では安眠効果高めだと思います。
日本人の平均睡眠時間は7時間台と世界で一番短く、約2割は2交代制のお仕事に従事されているそうです。
あなたが7時間以上眠れたのはいつですか?
身体のためにも睡眠時間を優先してみませんか。
来週は「首を掘り起こす」をテーマにお送りします。
首って、ほっとくと埋まるらしいですよ・・・
みんなで掘り起こしましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
Shiho
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