こんにちは、鍼灸師ヨガインストラクターの犬塚志保です。
毎月第2週目のレッスンは「脚・腰・骨盤」を集中的にアプローチできるようなプログラムをご提案しております☆
今回は「ひざ痛予防」ということで、ひざ関節にかかる負担を軽減すような動きを取り入れたプログラムでおおくりしました。
すでにひざの痛みが出ている場合の、痛み軽減法をお伝えしています。
タオルや手ぬぐいをひざの裏に入れ込みますと、梃子の原理でひざ関節に若干のスペースをつくることができます。
これは臨床の場でも使われるテクニックですが、セルフケアやヨガにおける軽減法として十分応用できる技です☆
ひざ関節の内側では、関節変形・内側側副靭帯・半月板などの外傷、モモ裏や内転筋の筋肉や腱などの炎症が起こりやすく、
外側では、半月板などの外傷、おしりから太もも外側の筋肉や腱などの炎症が起こりやすいです。
いずれの場合もひざ関節を曲げると痛みがでやすいことが多いので、このタオル軽減法を使うと無理なくセルフケアがすることができますので、ぜひご参考になさってください。
※痛みの度合いは個人差があります。痛みが出るほどはやらないようにしましょう。
そのほか、うつ伏せでの股関節の動きを入れていきました。
うつ伏せに寝て、ひざを曲げ、つま先で大きな円を描くように回旋させます。
ひざ関節に負担をかけずに股関節を動かして、股=ひざの連動を高めていきましょう。
つま先を両手で持っていきます。
こちらは両手&両足で、それぞれ引っ張り合いっこしています。
背中の筋肉は収縮し、太ももの前は伸ばされながら収縮がかかります。
ついでに腹筋も使ってますよー!!
いつも行っている片膝倒しも、かかととひざの位置をタイトにさせて、太ももの前に全集中させて効果・効率UPを図っています。
細かい部分にはなりますが、ほんの少しの気づかいが大事だと思います。
今週は月食もあったり、風邪が流行っていたり、体調を崩しやすい時期に入ったなあと感じる1週間でした。
季節の変わり目も大詰めを迎えているようです。
睡眠時間の確保を優先しつつ、紅葉や新米など秋も感じながらよい週末をおすごしください。
Shiho
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