こんにちは、はり灸sueru&YOGAの犬塚志保です。
つぼこの部屋では、毎月ひとつのツボを深く掘り下げてご紹介していこうと思います。
今までも不定期でツボネタをご紹介してまいりましたが、月刊ということで気持ちを整えて挑む所存です。どうぞ最後までよろしくお願いいたします!
つぼこの部屋、5月は「三陰交」を取り上げます。
三陰交は、施術でもよく使いますし、じぶんでもお灸をすることが多いつぼのひとつです。
患者さんに向けてお灸指導をする場合に「三陰交」をお伝えする機会も多いので、この記事を参考にしていただければと思います。
つぼの名前
つぼ「三陰交」
読み「さんいんこう」
所属:足の太陰脾経
位置:すねの内側、内くるぶしのうえから、およそこぶし1個分
つぼを取るコツ
・すねの骨と、ふくらはぎの筋肉との間にあるすき間を狙う
・月経前後で圧痛を感じる場合はわかりやすいカモ
youtube版「つぼこの部屋」
つぼの位置について動画を使ってご紹介しております!
おススメの症状
すべての世代の女性ホルモンの乱れにおススメです。
・PMS(月経前症候群)
・生理痛
・不妊症
・男性不妊症
・逆子
・血の道症
・足の冷え
お灸
・程よい熱さのお灸
・1~3日に1度の間隔
指圧
・イタ気持ちいいくらいの圧
・1~3日に1度の間隔
おススメの症状を見ても、症状が出るとき以外の過ごし方が影響するものばかりです。
お灸の指圧も1〜3日に1度の間隔ということで、日常的なセルフケアが効果に直結するつぼであることがわかります。
月経前後で「三陰交」を押すと痛い場合には、所属する足の太陰脾経に停滞している気血津液を流すように指圧・マッサージを行うとよいでしょう。
生理前後はむくみが出やすい時期でもあるので、滞りが解消されて足がスッキリとしてよく眠れると思います。ぜひお試しください。
「三陰交」の位置や、おススメな症状、指圧のコツなどいかがでしたでしょうか。
6月つぼこの部屋では「陰陵泉」をご紹介する予定です。
梅雨の時期にとってもおススメなつぼです。次回もご覧ください!
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