こんにちは、鍼灸師ヨガインストラクターの犬塚志保です。
「ツボ押し~(ぐりぐり)」
「きゃ~(膝くずれる)」
罰ゲーム的に使われるイメージのあるツボです。
場所がトラの口に似ていることから
またの名を「虎口(ここう)」とも言われます。
「部位別効くツボ4選=四総穴」にも選ばれるほど
古典的にもよく使われるツボのひとつです。
ちなみに、4選のうち他3つは
・足三里
・列缺
・委中
【合谷の位置】
・人差し指と親指の間にできる三角形の窪みの真ん中
・凹みや痛みを感じるところ
・ぐりぐり感を出したいなら、人差し指の骨際がおススメ!
【こんなときにどうぞ】
・生理前の頬や顎の大人ニキビ
・目の炎症、充血、ものもらい、結膜炎
・風邪による喉の痛みや腫れ
・耳や鼻の炎症
・疲れて気力がないとき
・元気をもらいたいとき
・疲れすぎて頭痛が起きやすい方
・身体の緊張を解きたいとき
・便秘ぎみのとき
【つぼこの部屋で復習!】
【合谷の効果】
・某有名化粧品メーカーでも美肌のツボとして紹介され、顔の血流UPにより美顔&美肌は高いです。血色悪い方や、肌がくすみがちなかたは、下地の前に合谷をひと押ししとくとノリが良くなりますよ。
・目や口など、顔面部のトラブル全般に対応できます。例えば、ニキビや口内炎、目の充血、喉の痛み、内耳の炎症、ピアスかぶれ、鼻炎など
・優れた補気効果。気を補う働きがあるので、疲れが出てくる週の半ばあたりに、合谷にお灸をしておくと、金曜まで元気に乗り切れるかもしれません!
・表裏関係にある「肺経」の補助も担います。「肺」は呼吸器系の器官です。喘息や気管支炎、アレルギー性鼻炎などの持病がある方は、日ごろからお灸ケアを続けて、症状の悪化を防ぎましょう。
【合谷のケア】
・炎症を抑えたいときは、ぐりぐりとツボ押しがおススメ。お灸をするなら、ピリッと感じるくらいしっかりと熱をいれましょう。あくまでも無理ない範囲で。
・気を補いたい、癒されたい気分の時は、平たく優しくのツボマッサージか、お灸もソフトなぬるま湯をイメージする程度の熱で。ふわ~と心地よく包み込まれましょう。
・使い分けに迷ったときは、本能にしたがいましょう。心地良ければOKです。多少の内出血を覚悟でぐりぐりツボ押しで様子をみて、ひとまず経絡を通しておけば、間違った方向に進むことはさけられるでしょう。
・それでも判断がつかない時は、身体が弱っている証拠です。合谷の場所を探し続けるくらいなら、さっさと横になって休みましょう。
【さいごに】
そろそろかと思ってトイレにこもったはいいけど、意外と波がこなそうなとき、深呼吸しながら合谷をぐりぐりしてると、するっと行くことがあります。
息むとかえって痔になったり、デリケートゾーンの血流の悪化につながります。
合谷を押しながら、ゆったりとした気持ちで待ちましょう。
あなたが
ツボの位置で
もう迷うことがありませんように☆
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
よい一日、よい明日をお過ごしください(^▽^)/
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