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【風池】頭痛・めまい・肩こり・首こり・ストレートネック・風邪

こんにちは、市川【はり灸sueru&YOGA】鍼灸師の犬塚志保です。


月刊つぼこの部屋ということで、毎月ひとつのツボを深く掘り下げてご紹介しております。


今月は【風池】頭痛・めまい・肩こり・首こり・ストレートネック・風邪です。



風池のツボの位置・肩こりに効くツボ



【風池】のツボの位置

 

ツボ:風池

読み:ふうち


経絡:足の少陽胆経

要穴: (―)

場所: うなじのくぼみ、胸鎖乳突筋と僧帽筋の間


筋肉:頭板状筋・頭半棘筋

運動神経:脊髄神経後枝

知覚神経:頚神経後枝

血管:後頭動脈





【風池】のツボを取るコツ


 

・後頭部の生え際で、耳の後ろの骨の出っ張り(=乳様突起)とぼんのくぼ(=瘂門)の真ん中を目安に、反対側の目元に向かって押し込みましょう。


・親指で押す場合→後頭部に2~4番の指を置き、親指を風池に当て押し込みます。

・人差し指と中指で押す場合→主に中指を風池に当てがい、左右から挟み込みます。





動画でチェック!youtube「つぼこの部屋」

 




【風池】ツボの効果

 

風池のツボには、肩こり・頭痛・風邪からくる上半身にこもった熱を冷ます効能があります。


胆経の経絡を考慮し、頭顔面部、とくにめまいや目の疲れによく用いられます。


筋肉の走行として、脊柱起立筋・頭板状筋・頭半棘筋・僧帽筋・胸鎖乳突筋の過緊張による肩こりや首こりの際に、筋肉の弛緩を目的として鍼治療を行います。


清脳・安神といった、髄海=脳への血流の改善と滋養、精神安定の目的、いわゆるアンチエイジング効果を期待して用いることもあります。


マッサージでは表層筋肉の緊張を緩和する程度ですが、鍼治療による独特の感覚=得気を至らせることでこれらのツボの効果を期待します。


得気を痛みに感じて不快に思われる方もいらっしゃいますので、その手前で加減しております。鍼治療に慣れてくると、得気も心地よく感じられるようです。





【風池】が痛い時に考えられる症状

 

・頭痛

・めまい

・肩こり

・首こり

・ストレートネック

・風邪





【中脘】が痛い時にあなたができる対策

 

風池のお灸のやり方

・生え際なのでお灸は控えましょう。

・冷えてつらい肩こりや風邪の初期症状であれば、カイロなどで温めましょう。

・のぼせや暑さに弱い方は、クールリングや冷やしタオルのようなものがいいでしょう。



風池の指圧による押し方

・イタ気持ちいいくらいの圧

・1~3日に1度の間隔

・目がつらければ反対側の目の方向に、喉が痛ければ喉の方向に、押す方向を工夫します。


注意

・風池を押しすぎると、筋肉の緊張が強くなったり、肩こりがひどくなったりすることがあります。いわゆるもみ返しです。


・気持ちいいからといって細い棒で押したり、力任せにぐいぐい押したりしては筋肉を痛めます。ほどほどにしましょう。





ツボのイメージ

 

字のごとく、風(邪)の池であり、風の邪気が溜まりやすいツボです。


河のように流れるでもなく、泉のように湧き出るでもない、溜まる一方の池です。


体表から見ても項の両側のくぼみにあり、ちょうど手が収まりやすい形状をしています。



脊柱起立筋・頭板状筋・頭半棘筋・僧帽筋・胸鎖乳突筋など、後頭部に付着し、脊柱や頭頚部の後屈の動きを担う筋肉の疲労、過緊張では風池のツボに痛みが出やすいです。


脊柱の後屈、つまり体幹を後ろに反らせる動きは日常生活ではあまり多くありません。


どちらかというと、頭頚部を後ろに傾ける動きはストレートネックを誘発させる動きであり、現代的な症状のひとつと言えるでしょう。ストレートネックを訴える方の多くは、風池がとても硬く、弦のように筋張っておりとてもつらそうですね。





まとめ【風池】頭痛・めまい・肩こり・首こり・ストレートネック・風邪


 

肝胆の病は熱を帯びやすく、マッチやろうそくの火をイメージすれば、熱は上に昇りたがることがわかります。


体をひとつの箱とした場合、上半身や頭(脳)や顔に現れやすく、とくに頚、目、耳、側頭部に風の病は集中します。


目から火種を投入+頭(脳)が加熱+頚が詰まる姿勢=風池の病の完成です。


ストレートネックはスマホやPC、ゲームなど、目や脳を使うときの不良姿勢が誘発要因として挙げられますが、中医学的に解釈すると理にかなっていることが説明できます。



熱を溜めやすいツボを温めればよけいに熱をあおるようなもので、しつこく揉むよりも、スッと一本鍼を刺したほうがすっきりします。


きれいに得気を取ることが難しいツボのひとつですが、個人的には風池の得気ために施術費を払ってもいいと言わせるくらい鍼灸治療においてかかせないツボだと思います。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


 

参考資料)

教科書執筆小委員会:経絡経穴概論、医道の日本

劉公望・兵頭明監修:針灸学[経穴篇]、東洋学術出版

李世珍:臨床経穴学、東洋学術出版


 

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