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【夏バテはなぜ起こる?】西洋医学と東洋医学から見る原因と今日からできる夏バテ対策

  • 2 日前
  • 読了時間: 4分

こんにちは、市川のはり灸sueru&YOGAです。


連日の猛暑で、「体がだるい」「食欲が出ない」「しっかり寝ても疲れがとれない」といった不調に悩まされていませんか?


いわゆる「夏バテ」は、放置すると秋口までだるさが残る原因になってしまいます。


今回は、夏バテのメカニズムを「西洋医学」と「東洋医学」の2つの視点からわかりやすく紐解き、今すぐ日常に取り入れられる東洋医学的なセルフケア方法をご紹介します。


【夏バテはなぜ起こる?】西洋医学と東洋医学から見る原因と今日からできる夏バテ対策、市川の鍼灸院 はり灸sueru
夏バテしない夏、2026



西洋医学からみる「夏バテ」の原因

 西洋医学において、夏バテの主な要因は「自律神経の乱れ」「胃腸の機能低下」と考えられています。  


1. 激しい寒暖差による自律神経の疲労  

猛暑の屋外と、エアコンが効いた涼しい室内を行き来することで、体温調節を担う「自律神経」が酷使されます。自律神経が乱れると、疲労感や倦怠感、頭痛などの症状があらわれます。


2. 冷たいものの摂りすぎによる消化不順  

暑いからといって冷たい飲み物やアイスばかり摂っていると、胃腸が直接冷やされて血流が低下します。その結果、消化が弱まり、食欲不振や栄養不足を引き起こします。


3. 熱帯夜による睡眠の質の低下

夜間の気温低下が不十分だと、深い睡眠(非レム睡眠)に入れず、日中の疲れをリセットできないまま翌日を迎えるという悪循環に陥ります。



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自律神経の無限ループ



東洋医学からみる「夏バテ」の正体  

東洋医学では、夏バテを「暑さ」と「湿気」によって体内のバランスが崩れた状態と捉えます。


東洋医学では、人の体は「気(エネルギー)」「血(血液・栄養)」「津液(体の水分)」の3つで成り立っていると考えます。夏はこのバランスが特に乱れやすい季節です。


  • 暑邪(しょじゃ): 強い熱によって大量の汗をかくと、汗とともに体に必要な「気」と「津液」が漏れ出てしまい、強い脱力感や喉の渇きを生じさせます。  

  • 湿邪(しつじゃ): 日本特有の湿気は、体内に余分な水分(湿)を溜め込ませます。特に消化器官である「脾(ひ)」は湿気に弱く、機能が落ちると食欲不振や体が重だるい感覚を引き起こします。  


つまり東洋医学から見た夏バテとは、「気と水分が漏れ出ると同時に、余分な湿気が体に溜まって消化器が弱っている状態」なのです。



【夏バテはなぜ起こる?】西洋医学と東洋医学から見る原因と今日からできる夏バテ対策、市川の鍼灸院、はり灸sueru
この暑さ、もはや邪気



今すぐできる!東洋医学の夏バテ対策

東洋医学の知恵を取り入れて、弱った体と胃腸を優しくサポートしていきましょう。


1. 「温かい食材」と「酸味」で気を養う食養生

  • お腹を温める食材を選ぶ

    生姜、ニンニク、シソ、ミョウガなどの薬味は、冷えた胃腸を温めて消化能力を高めてくれます。


  • 酸味で水分とエネルギーの漏れを防ぐ

    梅干しや酢の物、レモンなどの「酸味」には、開ききった汗腺を引き締め、汗と一緒に気や水分が出ていくのを防ぐ働き(収れん作用)があります。


  • 状況に応じた温度でこまめに水分補給

    猛暑の中での活動後や汗を大量にかいたときは、熱中症予防と体の冷却のために5〜15℃程度の冷たい飲み物を摂るのが効果的です。 一方で、クーラーの効いた室内で過ごすときや就寝前などは、胃腸を冷やしすぎないよう常温の飲み物や温かい麦茶などを選ぶのがおすすめ。喉が渇く前に、少しずつこまめに補給するのがポイントです。



【夏バテはなぜ起こる?】西洋医学と東洋医学から見る原因と今日からできる夏バテ対策、市川の鍼灸院、はり灸sueru
薬味も酸味も、日々、少しずつでOK


2. ツボ押しで巡りを改善する

  • 足三里(あしさんり):万能の胃腸ケア ひざのお皿の下から指4本分下、すねの骨の外側にある凹み。胃腸の働きを活発にして全身の疲労回復を促す、夏バテ予防の代表的なツボです。


  • 陰陵泉(いんりょうせん):体内の余分な水分を排出 ひざの内側の下にある、骨の際沿いの凹み。体内に溜まった「湿邪(余分な水分)」をさばき、脚のむくみや体の重だるさを和らげます。


  • 中脘(ちゅうかん):みぞおちとへそを結ぶ胃の特効穴 みぞおち(胸骨の下端)とおへそを結んだ線のちょうど中央。冷えや消化不良で弱った胃の働きを高め、みぞおちの不快感や食欲不振を和らげます。



【夏バテはなぜ起こる?】西洋医学と東洋医学から見る原因と今日からできる夏バテ対策、市川の鍼灸院、はり灸sueru
湿邪撤退、3選


3. シャワーだけで済ませず「ぬるめのお湯」に浸かる

暑いとシャワーで済ませがちですが、38〜40度前後のぬるめのお湯に10〜15分ほど浸かるのがおすすめです。

副交感神経が優位になって自律神経のバランスが整い、エアコンで深部が冷えた体を内部からじんわり温めることができます。




まとめ 【夏バテはなぜ起こる?】西洋医学と東洋医学から見る原因と今日からできる夏バテ対策

西洋医学で見ても東洋医学で見ても、夏バテの根本にあるのは「胃腸の冷えと自律神経の疲労」です。


冷たいものの摂りすぎに気を配り、温かい食養生やツボ押しなどの東洋医学的なアプローチを取り入れることで、夏を元気に乗り切る体力を維持できます。


「少し疲れたな」と感じたら無理をせず、日々の生活に小さな養生をプラスしてみてくださいね。



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