頭痛・偏頭痛に鍼灸は効く?東洋医学の知恵で「ズキズキ」を根本からケア
- 6月4日
- 読了時間: 3分
こんにちは、市川のはり灸sueru&YOGAです。
頭痛・偏頭痛について東洋医学の視点から原因を解説し、鍼灸治療で使うツボと効果をわかりやすくご紹介します。
慢性的な頭痛の改善に鍼灸が選ばれる理由を知りましょう。

頭痛・偏頭痛とはどんな症状?
頭痛は日本人の約4000万人が悩んでいるとされる、非常にありふれた症状です。「頭が重い」「こめかみがズキズキする」「目の奥が痛い」など、その現れ方はさまざまです。
頭痛の主な種類
緊張型頭痛:頭全体が締め付けられるような痛み。長時間のデスクワークや姿勢の悪さ、ストレスが引き金になりやすい。
偏頭痛(片頭痛):こめかみや頭の片側がズキズキと脈打つような痛み。光や音に敏感になり、吐き気を伴うこともある。
群発頭痛:目の奥や側頭部に激しい痛みが集中して起こる。比較的まれだが、強烈な痛みが特徴。
東洋医学から見た頭痛の原因
東洋医学では、頭痛は「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスの乱れや、臓腑の機能失調によって引き起こされると考えます。
西洋医学が症状の原因を局所的にとらえるのに対し、東洋医学は体全体のつながりの中で頭痛を診ます。
主なパターン(証)
証のタイプ | 特徴・原因 |
肝陽上亢 (かんようじょうこう) | ストレスや怒りで肝の気が上昇し、頭部に熱がこもる。偏頭痛に多い。 |
気滞血瘀 (きたいけつお) | 気と血の流れが滞り、頭部に鬱血が起こる。刺すような痛みが特徴。 |
気血両虚 (きけつりょうきょ) | 疲労・貧血・産後などで気と血が不足。頭が重くぼんやりする痛み。 |
痰湿 (たんしつ) | 胃腸の弱りや水分代謝の低下で「湿」が頭部に停滞。重だるい頭痛。 |
鍼灸治療で使う主なツボ
鍼灸師は、頭痛のタイプや体質にあわせて使うツボを選びます。以下は頭痛・偏頭痛に対してよく使われる代表的なツボです。

百会(ひゃくえ) BL20 | 頭頂部の中央にあるツボ。全身の気を調節し、頭部への血流を整える。あらゆるタイプの頭痛に使われる万能穴。 |
太陽(たいよう) EX-HN5 | こめかみの外側のくぼみにあるツボ。偏頭痛のズキズキに特に効果的。目の疲れにも。 |
風池(ふうち) GB20 | 後頭部と首の境い目の両側にあるツボ。頭部への血行促進・首こりの改善に。緊張型頭痛に多用する。 |
合谷(ごうこく) LI4 | 手の親指と人差し指の間にあるツボ。頭痛全般に効く特効穴として有名。痛みのコントロールに優れる。 |
太衝(たいしょう) LR3 | 足の親指と人差し指の間にあるツボ。肝の気の上昇を抑え、偏頭痛・ストレス性頭痛に有効。 |
鍼灸治療の流れと通院の目安
初診では問診・舌診・脈診などで体質を丁寧に確認し、頭痛のタイプ(証)を見極めます。その上で個人にあったツボを選び施術を行います。
急性期(痛みが強い時期):週1〜2回の施術で痛みの軽減を目指します。
改善期:2週に1回のペースで体質改善を進めます。
維持・予防期:月1〜2回のメンテナンスで再発を防ぎます。
慢性的な頭痛では、3〜6ヶ月ほど継続することで根本的な改善が期待できます。
まとめ | 頭痛・偏頭痛に鍼灸は効く?東洋医学の知恵で「ズキズキ」を根本からケア
頭痛・偏頭痛は体質や生活習慣と深く関わる慢性疾患です。
鍼灸治療では、痛みを一時的に抑えるだけでなく、東洋医学的な「証」の診断をもとに、気・血・水の流れを整え体質から改善することを目指します。
薬で頭痛が繰り返す方、副作用が気になる方、根本的に体質改善したい方は、ぜひ一度鍼灸治療をご検討ください。
※ 本コラムは一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。症状が重い場合は医療機関にもご相談ください。
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