こんにちは、鍼灸師ヨガインストラクターの犬塚志保です。
6月最終週は「Relax」をテーマにレッスンを行いました。
梅雨に入ってからは雨に降られることが少ないような気もしますが、湿度は70%前後ですから身体は重だるい日々が続いていますね。
湿気×真夏日=身体がダルすぎる!!!
ダルくて動きたくないけれど動かなかったら余計にダルいという悪循環を何とかするべく、ヨガでゆるゆると身体をのびやかにほぐしていきましょう。
除湿効果を高めるには、呼吸や腸のガス抜きで肺や脾胃の機能を高めていくことが大切です。
ガス抜きでよく行われるのが、膝を抱えるポーズです。
レッスンでは右→左の順に行うようにしているのを皆さんはお気づきでしたでしょうか。
右の下腹部は小腸から大腸に切り替わる部位、左の下腹部は直腸に向かう部位です。
それぞれ詰まりやすいポイントなので、股関節の動きを加えながら腹圧を利用してガス抜きと腸の動きを促していきましょう。
吸う息でお腹が膨らんで、お腹で太ももを押し返すように下腹部を膨らませます。
吐く息でお腹が凹んで、お腹と太もものあいだにスペースが生まれるのを感じます。
右ひざを両手で抱えて10呼吸、
左ひざを両手で抱えて10呼吸、
それぞれお腹と太もものあいだの感覚を確かめながら呼吸を繰り返しましょう。
このように腸やガスの動きを促しつつ、胃腸に負担のかからないような飲食を心がけることがおススメです。
口当たりの良いものは、口に含んだその時や喉越しはいいのですが、お腹の中に入った時には負担になるものも多い印象があります。
お腹の中に入った後のことも想像しながら食事を選択できると、それだけで養生につながります。
手にしたものがほんとうに食べたいのかどうか自分の欲について思考しつづけることも、ヨガっぽい生活の第一歩になります。
わたしたちのドライ機能はボタン一つで完了!というわけにいきませんので、適度に身体を動かしつつ身体に取り入れるものも分量を微調整し、ドライ機能をオーバーヒートさせない程度に過ごしていきたいですね。
来週は7月に入ります。
毎月第1週は上半身アプローチ週間です。
次回は「肩の内巻き解消ヨガ」を予定しています。お楽しみに☆
Shiho
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