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【秋バテ予防2026】夏の冷えと湿気による自律神経の乱れをリセットする東洋医学とツボケア

  • 11 分前
  • 読了時間: 5分

こんにちは、市川のはり灸sueru&YOGAです。


8月下旬に差し掛かると、一夏の疲労がピークとなって身体に押し寄せてきます。特に今年の秋バテは、例年以上に症状が重く長引きやすい傾向にあります。


梅雨時期から続いた激しいゲリラ豪雨と記録的な高湿度、そして長引く猛暑によって、体内の自律神経や消化器官はすでに限界を迎えているからです。


「朝起きるのがつらい」「頭が重だるい」「呼吸が浅く感じる」といった不調は、過酷な気候に身体が追いつかず発生する【秋バテ】の危険信号です。


今年特有の【秋バテ】の原因を「西洋医学」と「東洋医学」の両面から解説し、東洋医学の五行学説に基づいた鍼灸・ツボ押しケアによる整え方をご紹介します。


【秋バテ予防2026】夏の冷えと湿気による自律神経の乱れをリセットする東洋医学とツボケア、市川の鍼灸院はり灸sueru&YOGA
今年はいろいろ重なったよね・・・



今年の【秋バテ】の特徴:梅雨から続く「ゲリラ豪雨」と「湿邪(しつじゃ)」の影響

今年は梅雨の時期から頻発した台風やゲリラ豪雨により、気圧の変化と記録的な高湿度に身体が晒され続けています。


この環境は、東洋医学でいう「湿邪(しつじゃ:体内に溜まる余分な水分と重だるさの原因)」を蓄積させる要因となっています。


長引く湿邪は消化器官である「脾」を力強く弱らせるため、例年以上に「お腹の張り」「むくみ」「身体が鉛のように重い」といった胃腸由来の不調が抜けにくいのが今年の特徴です。


湿気が体内に残ったまま秋の乾燥(燥邪)を迎えると、自律神経の乱れだけでなく、喘息やアレルギー症状、慢性的な倦怠感が秋まで長引くリスクが高まります。



8月末から始まる「秋バテ」のメカニズムとは

8月末から始まる秋バテの主な原因は、夏の間につもり重なったエアコンによる冷えや激しい寒暖差、そして体内に溜まった湿気によって自律神経と内臓機能が疲弊するためです。


◆西洋医学の視点:激しい寒暖差と自律神経の疲弊

屋外の強烈な猛暑と、エアコンがしっかりと効いた室内の寒暖差は、体温を一定に保とうとする自律神経に過度の負担をかけます。


1日に何度もこの寒暖差を行き来することで、交感神経と副交感神経の切り替えが追いつかなくなり、自律神経失調状態に陥ります。


その結果、全身の血流悪化、頭痛、倦怠感、質の悪い睡眠など、多岐にわたる秋バテの症状が引き起こされます。


◆東洋医学の視点:「気・血・水」のバランス崩壊

東洋医学において、酷暑の夏は汗とともに命のエネルギーである「気(き)」と、体を潤す「津液(しんえき)」が大量に失われる季節です。


さらに、冷たい飲み物の摂りすぎで「脾(ひ)」が冷やされると、水分代謝が滞り体内に湿気が溜まります。


気の消耗と湿気の停滞が重なることで、秋口に向けて体のエネルギー循環(気・血・水)が崩れ、強いだるさや精神的な不安感をもたらします。




【秋バテ】を防ぐ鍼灸アプローチ&セルフケア

今年の気候傾向(湿邪の蓄積)に合わせて体調を整えるには、自律神経の切り替えをスムーズにする生活習慣と、親子の関係(脾と肺)を同時に強化する鍼灸治療が効果的です。


◆東洋医学・鍼灸治療による自律神経のトリートメント

鍼灸治療では、「肺」と「脾」の経絡上の経穴(ツボ)へ刺激を行うことで、体内に停滞した「湿邪」の排出を促し、五臓のバランスを補調します。


母である「脾」を温めて気を補い、子である「肺」の機能を高めることで、自律神経の過剰な興奮を静め、秋口の不調に負けない丈夫な身体の土台を構築します。



◆西洋医学的な生活改善~交感神経の調整と除湿・栄養補給~

崩れた自律神経のバイオリズムを取り戻すため、朝起きた直後に太陽の光を浴びて体内時計をリセットしましょう。


また、室内の湿度を50〜60%に保って外的な湿気ストレスを減らすとともに、糖質代謝を助ける豚肉やうなぎなどに含まれるビタミンB1や、ほうれん草やアボカドなどカリウムを豊富に含む旬の食材を意識的に摂取します。


【秋バテ予防2026】夏の冷えと湿気による自律神経の乱れをリセットする東洋医学とツボケア、市川の鍼灸院はり灸sueru&YOGA
自然の摂理、季節の巡りに合わせる


今日から使える【秋バテ予防】の特効ツボ

東洋医学の相生関係(母子関係)を活用し、秋の臓器である「肺」と、その母である「脾」を整える2つの代表的なツボをご紹介します。


◆太淵(たいえん):秋の臓器「肺」を補う原穴

  • 場所:手首の内側(掌側)にあるシワの上で、親指の付け根の骨の下、脈がドクドクと触れる凹みに位置します。

  • 効果:「肺」の機能をダイレクトに高める非常に重要なツボです。秋に向かう時期の呼吸を深め、免疫力を高めて自律神経の乱れや首・肩の緊張を緩和します。


◆太白(たいはく):肺の母である「脾」を養う要穴

  • 場所:足の内側にあり、親指の付け根にある大きな骨の膨らみ(かかと側)のすぐ後ろにある凹みに位置します。

  • 効果:五行理論において肺の母である「脾(消化吸収)」を力強く助けるツボです。夏の冷えで弱った脾胃を温めてエネルギー(気)を作り出し、「土生金」の原理で肺の働きを強力にバックアップして秋バテの重だるさを解消します。


【秋バテ予防2026】夏の冷えと湿気による自律神経の乱れをリセットする東洋医学とツボケア、市川の鍼灸院はり灸sueru&YOGA
母子の組み合わせでツボを操る


まとめ【秋バテ予防2026】夏の冷えと湿気による自律神経の乱れをリセットする東洋医学とツボケア

今年の夏は(も?)地震やゲリラ豪雨、線状降水帯による水害など、自然のパワーに平伏させられることが多くありました。


お住まいのところが平穏だとしても、最近は動画が身近になったことでリアルな映像を目にすることも多く、TVニュースや紙面よりも心神に刺さりやすい状況があると思います。そういった緊張感が続くことによる疲労と、季節による疲れが合わさることが今年の秋バテでは予想されます。


「無理をせず体を休めること」「温かい生活習慣を心がけること」に加え、ツボ押しや鍼灸治療を取り入れることで自律神経を効果的にリセットできます。


本格的な秋を迎える前にしっかり身体を整え、元気に季節の変わり目を乗り切りましょう。


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